初嶋大神宮
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歴史・由緒

創建は鎌倉時代末期正和年中(1312~1316)と古希に記され、尼崎別所町(現在の東本町2丁目辺り)に鎮座され、築地町が城下町として造成整備されると共に、翌寛文6年当地に奉遷し鎮座されました。




宝永5年(1708)には、中納言藤原兼量の子孫である為量(大隅守正若)が社家上村家の養子に入られ姪御にあたる藤原尚子(新中和門院)が、中御門天皇の皇后となられました。
皇子が第115代桜町天皇とし即位されるという慶事があり、寛延4年(1751)に初嶋太神の称を与えられ初嶋大神宮と呼ばれるようになりました。

又、翌年には京都の公家5名により十六葉の菊紋と五七桐の紋章が多数煌びやかに装飾された神輿が寄進されました。


                    

目録



近年においては、第60回神宮式年遷宮(1974)におきましては、外宮第二鳥居を御下賜るという栄にあずかりました。

平成7年(1995)阪神淡路大震災に依り、当宮も多大な被害を蒙りましたが、氏子崇敬者の皆様方の厚い御支援、御奉賛を賜りましたお蔭で、平成18年(2006)立派に復興することができました。神輿も250年以上前のみ姿に修復され、神輿舎に奉しています。
(篤志家の寄進)
                 

修復後の神輿



神宮の鳥居は損壊がひどくかさ木のみ、境内西側に奉設しています。
                  

神宮の鳥居



宝物

神社の宝物として桜町天皇に関するもの等、古記録に記載されているものは多いが、過去幾多の風水害により失われ、現存している代表的なものの一部です。







三十六歌仙絵色   小寺修理豊宗筆 摂家宮方堂上方筆他